突然でした。乗っていたらブレーキレバーが戻らず、ずっとブレーキが効きっぱなしに。とりあえず手で直接ブレーキシューを戻しながら走行しました。
自宅に戻ってから原因を探して修理をすることにしました。
考えられそうなことは、ブレーキ本体の掛けてから戻す力が弱まって戻らないのかなと思って、ブレーキ本体をしばらくチェック。グリスが塗り足りないとか、戻すレバーが弱いとか、可能性を一つ一つ見ていきます。
それで気が付いたのが、ブレーキワイヤーがちぎれて内部で引っかかっていることがわかりました。じゃあ交換すればすぐ直るね、と思いましたがここからちょっと大変でした。2時間くらい進まなかったんじゃないかな。
まずブレーキワイヤーが原因だとわかったので車体から外します。
ワイヤーがちぎれています。
交換用のワイヤーは以前の交換の時に予備を買っておいたので手元にあって物はすぐ用意できました。んで、あとは差し込めばスルスルと入って修理完了ー、と思ってたんですが、ワイヤーがちぎれていたせいか、中の筒を通していると途中で引っかかってそこから進みません。
試しに逆側からワイヤーを通すと一応ハンドルのブレーキレバーまで、多少引っかかりがあって重い感じはしましたが通りましたが、ハンドル側から差し込むと引っかかって途中で止まります。ということは、中でちぎれたワイヤーの破片が残ってる可能性がありますね。
しばらく通らないかなあって何度も差し込んでみて、どうにもならないようだってわかりまして、ただの筒だからなくても大丈夫だろうって切断することにしました。
切断後、これで通るかってまた試したらまだ引っかかってました。ハンドルの内部のどこかで引っかかってるみたいです。
うーん、とワイヤーをまたなんとか抜き差しをしていると、なぜかワイヤーがスルスルと入っていく。え?でもワイヤーが一向に出てこない。ワイヤーどこいった?って見てるとハンドルの内部をブレーキ用の筒から出てハンドルの内部に伸びていました。
筒はたぶん、外れたかなんかで通らなくなったようです。
ならば、どうやらすき間からワイヤーの動きは見えるんで、手元にあった六角レンチの細いのでワイヤーを引っ張り上げて、無事通し終えました。
筒を通さない分錆びやすいかもしれないですけどね、定期的に交換すれば問題なさそうです。