手抜きというか、たくあんも食卓の一品として食べたい、でもわざわざ買うのも、と思ってたところで、大根で超簡単にたくあんを作る方法がありました。そのまま大根を使うので、調理済みの売り物より安心ですね。加工済み品は長く持たせるために添加物をだいたい入れていますが、大根そのままなら消毒くらいです。
漬物と言うと、いろんな物を入れてちょっとおばあちゃんの知恵みたいな、難しそうな手順がありそうに見えるんですが。
塩をふりかけて重りを載せて2、3日放置するだけ
でそこそこ美味しいたくあんができるんです。
このやり方だと、市販のたくあん1パックと、大根の1本のお値段が150円と比較したら、3、4倍の量のたくあんが製造できます。ちょっと一手間ですごくお得になりますね。
さらには、家庭菜園で育てた大根をたくあんにすれば、さらにお得、もはや無料のような金額になります。一個150円といってもちりも積もればけっこうな金額になりますからね。
ただこのやり方は発酵させてるわけではないので、発酵食品にある栄養素の増加はないと思います。塩で水気を絞ってたくあんにしているわけなので、でも味はしっかりたくあんですのですぐにできる美味しいおかずの一品になります。
作り方
買ってきた1本まるまるの大根
容器に入れやすいサイズに切って入れて、適度に大根全体にかかる程度に塩を振ります。入れすぎていざ食べてみたらしょっぱすぎた場合は、1時間ほど水に漬けると塩気が抜けます。
重りを載せて水分が出るまで2〜3日待ちます。
重りの石は大根の1.5倍とか色々ありますが、何度かやってみて、容器が割れない、大根が重さで潰れすぎない程度でできるだけ重く載せてやると美味しい具合のができるようでした。
味噌なんかも規定値を守ると微妙だったので、漬物系は可能な限り重い石を乗せるのがいいようです。
余った葉っぱの部分は通常3回まで再生が効くのでまた土に植えると生えてきます。
種からでもいいのですが、この状態の方が収穫は早くなるんです。
3日経った大根。重りの跡がついてますね。ちゃんと重量がかかっていたと言うことで。
水気も大根が沈むほど出ていました。
あっさり完成。たくあんらしいサイズにカットして出来上がり。ほとんど手間なくおいしいたくあんができます。