お金をかけたくないのでCM125のシートを自分でDIY張り替えしてみました。【前編】

張り替えしたいCM125の破れたシート。

さすがに年季入ってます。新品から40年一度も張り替えはしてなかったでしょう。

破れてきたので張り替えることにしました。でも業者に出すと高いので自分で張り替えに挑戦してみます。

Amazonで探したバイクシート。タッカーと説明書付き

2680円でタッカーと説明書付き、1回もやったことがないのでタッカーが要るのかどうかも、張り方もわかってないので手厚いのが良いかなと思って比較的1000円ほど高めですがタッカーと説明書付きにしました。

回数こなしてどのシート生地を買えばいいのかわかればもっと安く済むはずです。

自分でやるのと業者に出すコスト比較

シート張り替え業者に頼むと探した中で手厚くわかりやすいところだと送料往復込みで15000円〜、業者によってピンキリで25000円ほどかかるところも。

生地のお値段を考えると熟練だと30分かからずに1個仕上げられるでしょうから、ものすごく単純に時給2万円の仕事になる場合もあるんじゃないかって雰囲気ですね。

自分でやると手間暇は1、2日かかる上に素人がやるのでプロほど仕上がりは良くないと思われますが1400円〜3000円くらいが目安でした。とにかくお金をかけたくない場合は自分でやってみるのもありです。バイクシートであればブレーキやタイヤのように整備が悪ければ最悪事故を起こしますがシートの張りが悪くてもせいぜい座り心地が悪いくらいの安全作業です。

届いたシート張り替えカバーの内容

届いた張り替えシートの内容一式

説明にあった通り説明書とタッカーが入っていました。初めてやる人にとって安心感があります。YouTubeなどで見ればわかることなんですが、買った業者から説明書が入ってると不安要素が少し減る気がします。

タッカーはたぶん自分のバイクシートの形から必要なさそうかなと思いましたが、もし使うことがある場合もう一度注文しないといけなくなるので一式揃ってる方がいいですね。それとタッカーを別に買うのとセットでは、1500円はだいたい相場かかるところセット価格だと500円くらいかな、とセットの方が安かったのもあります。

タッカー取扱説明書

1つ1つ写真を撮りました。タッカーの取扱説明書。

シート張り替えマニュアル

シート張り替えマニュアル。4ページほどの薄さです。こういうところに安心感を覚えたりするものです。

シート張り替えマニュアルの見開き
セット価格500円のタッカー

セットで買うとタッカー付きで2680円、他のシート生地のお値段と比較するとおおよそタッカーのお値段は500円。なので使うかどうかはわかりませんがセットでお得だったのでこれを選んだところがあります。

張り替え用のPUレザー生地

張り替え用の合皮レザーの生地です。バイク用に限らず椅子やソファにも合皮が使われていればこれで張り替え可能。うちにはこの素材はないです。あ、自転車のサドルにも使えるかもです。生地が余ったら試しに使うのもありですね。

張り替え開始

シート本体の裏返した様子

趣味と実益なので毎日の余った時間でちょっとづつ進めていってます。

まずはタンデム用の紐を外していきます。車種によって違いはあると思いますが、CM125のシートは10mmのメガネレンチで外せました。

タンデムシートの紐をマイナスドライバーでゆっくり外す

長年の固着で簡単には外れません。マイナスドライバーやプライヤーを使ってじわじわとじんわり外していきました。あんまり無理なことをするとサビだらけのため、パーツが壊れてしまうことも考えられます。

タンデムシートの紐が外れました

苦節10分くらいで外れました。キツいのは片側だけで、一つ外せれば反対側はすでに緩んでるので楽です。

タンデムシートの紐がとれました

両側取れました。

次は古い破れたシートを外していきます。

シートの古いカバーを剥がしました

カバー外れました。ここはペンチを握り締めながらコツコツと外していくだけなので難しくはなかったです。

カバーはタックではなく ^ こんな具合の突起に刺さって引っ掛けてあるだけでした。

剥がしたシートの裏側も撮影。ボロボロです。
カバーが取れたスポンジのシート

カバーが外れた時はワニの皮でも剥がしたかのようなアニマルな気持ちでしたね。

スポンジは別に腐ってもなく、そのまま再利用して問題なさそうです。

次は張り替えシートをカットして、シートに貼り付けする段階です。

続きのシート張り編はこちらです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です