20年選手のオフィスチェアの背もたれがギシギシきしみ音がうるさくなってきたのを修理しました【事務椅子】【PCデスク】

オフィスチェアのギシギシ音を解消する

普通のオフィスチェアです。確か学生の頃パソコンを初めて買ったときに一緒にパソコンデスクを一式買った時のものを、今でも使ってたりします。

ずっとこれではなく途中で買い替えたりしてたんですが、結局これがシンプルに座りやすい、と思ってこれをずっと使っていましたが、20年も同じ椅子だとさすがにどこかにヘタリが来るもので、背もたれにおっかかるたびにギシギシ、っとうるさいのです。

買い替えも考えました。でもニトリなどに見に行って気に入った椅子は4万円、買い換えるならいいものを欲しいと思っているのでこれは譲れず、3千円だとかのオフィスチェアに買い替えるなら直してしばらく使い続けようという選択になりました。

4万円の買わないのかい、と思ったでしょうが、そんなに潤沢にお金を持っているわけではないので、余裕が出たら買おうという感じです。お酒飲んだりしなければ4ヶ月で貯まるんですが、お酒飲む方が大事だったりします。

この椅子も3千円台で買った記憶があります。

チェアの背もたれのカバーを外します

とりあえず裏側のギシギシの原因であろう裏蓋を外してみます。手で撮ろうとすると外れませんが、よく見ると蓋にスリットが入っていて、そこを適当に手元にあったハサミで浮かせて外します。案外簡単です。

チェアのカバーが外れました。ぽこっと外れます

このように、パカっと簡単に外せました。

チェアの背もたれを固定しているネジを外します

中は六角ボルト2本で締まっていたので六角レンチで外していきます。だいぶ緩んでました。

この辺りから軍手などつけた方がいいと思います。グリスなどの油が塗ってある箇所なので手が黒くなったりするので。

チェア背もたれのネジを外すと棒があります。このグリスが切れています

蓋を開けるとこんな具合にT型の棒が収まっていて、これで角度を動かしたりするようです。

この部分のグリスが切れてギシギシ、と音がなってるはずなので、バイクのチェーンなどに塗布してるグリスを塗りたくっておきます。グリスはなんでもいいと思います。たまたまうちにバイクなどに使ってるグリスがあったので使いました。556などの液状の潤滑油だと粘り気がないのですぐまた塗らないといけなくなって面倒なのでグリスがおすすめです。100円くらいでホムセンで買えます。

チェアの背もたれ棒にグリスを塗って再装着

グリスを塗りたくったところ。

これを元通りにはめます。

グリスを塗ったら静かになりました

入りました。向きなんかあるので気をつけたほうがいいです。

外した時と同じ手順で組み直していきます

また元通りに組み直して

グリスを塗って元通りにしたオフィスチェア。快適です

蓋も付け直します。

完成

ジャバラのカバーもついでに洗って完成。

接写なのは生活感溢れるとこなので他のをあんまり写したくなかったため、とりあえずこれで完成です。所要時間は10分〜20分といったところです。

同じく中古だったり長年の年季入った椅子に座ってギシギシ音が嫌だー、と思ってる人、けっこう簡単に解消できます。

これをしてから、今も座ってこのブログを書いていますが、自然と比べて静かなものです。

ギシギシ音が鳴り出すのは、だいたい20年ほど経つとグリスも蒸発して乾いてしまうらしく、椅子に限らず家のドアなどもギイっと音が鳴るのはそのせいで、ボロいからというわけではないのです。

目安20年ごとに稼働部分のグリス塗り直しを検討してみると良さそうです。

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