電気代高くなったのでAmazonで電熱ベスト買ってレビューをしてみます

電熱ベストのレビュー

こういうのを買いました。Amazonでたくさん種類売ってますね。

結果的に2年目で壊れました。熱線の配線が取れたのだと思いますが、中身を覗いても綿などで入り組んでいて直すのが困難と判断しました。冬場必要な場面でホッカイロを使った方が故障の心配をしなくて済むし低コストです。

ロシアの戦争で石炭などが手に入らなくなって電気代、ガス代、ガソリン代も高騰してしまい、普段より節制しないと生活が赤字になってしまうご家庭もあるんじゃないかと思います。

日常的に使うエアコンやヒーターなどは寒さ暑さを凌ぐため必需品ではありますが去年と同じ気分でバカバカ使ってるとものすごい請求書がやってくることになりますから、なるべくエアコンとヒーターは最小限で済ませられるようなものを揃えていかないといけないです。

これを書いてる時期が4月の後半なので、実は12月ごろまで温める対策はもうしばらく必要ないのですが、電気代の高騰の収まりが来年まで続く場合早めに準備しておいたほうがよさそうです。4月といっても朝の5時ごろなどはまだ寒く、最低気温が3度などになることもあるので、そのくらいの時間に着用して暖かさを確認しています。

他、バイクなんか乗るのも、まだ風は寒いので電熱ベストを着ると快適にツーリングできたりします。

省電力での寒さ対策

コタツ、ヒーター用の筒、電熱ベストを着る、電気毛布を使う、外に出れる暖かい服装で過ごす。といった当たり前な対策でOKです。難しい対策はやるコストも高く誰でもできるとは限らないため。

電熱ベストやコタツは、部分的に体を温めるものなので電力消費も低く、部屋全体を温めることはできないのですが、体を直接温められます。

ヒーターからこたつに引き込むパイプ

こういったヒーターとコタツにパイプを入れてコタツの中に温風を入れるのも効果が高く、昔ながらの雪国でよく使われていたパイプです。今はヒーターも能力が高くあまり見かけなくなりましたが、これを使うとヒーターの設定温度が最低でもコタツの中は暖かく汗をかくほどになります。雪国のホームセンターでなら毎年冬になると1500円くらいで売られていますが、雪が降らない地域だと置いてないかもしれないので、その時はAmazonなどの通販で買えばよさそうですね。

電熱ベストと赤外線コタツ、電気毛布は電気使用量がとても小さく、かつ本体の価格も数千円と安いです、一般的に一日中付けていても電気代は2、3円と相当な安さです。これなら電気代が3倍になろうが暖かい状態で冬を乗り切れます。

省電力1時間あたり2円の電気毛布

電気毛布も本体が安く、千円〜3千円の価格帯で膝に敷いたり椅子に敷いて背中を温めたりできます。うちにもあります。電気代が値上げされてない頃に、発酵食品を作るために40度を維持できるので買った電気毛布、ビッグカメラの通販で1600円という安さでしたが、全然壊れなくて4年くらい寝る時の足元に湯たんぽ代わりに敷いて使っています。

届いた電熱ベストがどんなものだったか

これがメインのお話なんですが。

Amazonだとかのネット通販は写真がとても見栄えが良いのですが実際に届くリアルな姿がレビューでも完全にはわからないので、実際こんなものが届いて着心地や使用感はどんなものだったのかを書いてみます。

3500円台で届いた電熱ベストはこれ

実際に届いたのはこんなベストでした。

普通のお値段相応の生地のダウンジャケット風のベストで、モッコモコでもなく適当な綿は入っていて、そんなに着ていて厚すぎもせず電熱ベストとして着るには適切な生地感です。

電熱線が入ってなかったら新品で2980円ほどでお店に並んでそう、という雰囲気。

買ったお値段もタイムセールで2980円だったのでお得だったかもしれません。

服のサイズはレビューをいろいろ読んでいると、1サイズ大きめだとちょうどいい、とよく見たので、1サイズ大きいのを選びました。実際それでブカブカでもなくキツくもないちょうどいいサイズのが届いたので1サイズ大きいのを選ぶ、で間違いないようでした。

宣伝のカードが入ってました

Amazonの商品説明には書かれてませんでしたが、届いた箱の中に通常3ヶ月の補償で、LINEに友達登録すると6ヶ月の補償に延長、というメッセージカードが入ってました。電熱ベストはすぐ壊れる、と言われましたが6ヶ月はもつという品質には自信がありそうです。

上がった電気代をなるべく下げるためをメインに電熱ベストを買ったので、例えば毎月1万円だった電気ガス代が毎月3万円になってたら、3千円の電熱ベスト1着で冬場3ヶ月ほど着て過ごして、なるべくヒーターやエアコンを最低限しか使わないようにして三分の一で抑えると今までと同等の月1万円の電気ガス代でおさまるわけです。そのために1着3千円の電熱ベストを買うのは、1ヶ月かからないでペイできる非常にいい買い物です。

電熱ベストの裏地は銀色

続いて裏生地。

銀マットのような熱を遮断する銀の生地が付いてました。電熱なので熱を逃さないような良い設計だと思います。背中だけでした。製作予算もあるだろうから全体に貼るまでは行かなかったのかもとも思いました。

電熱ベストの接続ケーブルは左お腹にポケットがある

USB電源

これはモバイルバッテリーをポケットに入れて使う前提なのでたぶん短いんだろうなと想像はしていました。その通り長さは20cm程度かなというのが付いてました。ポケットにモバイルバッテリーを入れて使うならこれで十分ですが、部屋でiPhoneを充電してるUSBコンセントに挿して使う場合は長さが足りないだろう、と想定してUSB延長ケーブルも一緒に買いました。

自宅や電源のあるところで着るなら延長ケーブルが必要、これでバッテリーの心配は無し

こういうのです。USB延長ケーブルはもはやどれ選んでもそう簡単に壊れたりするものはないので適当に、700円で1mタイプ、使用環境で長いのを選んだりしたらいいと思います。

これは買っておいて正解でした。例えば勉強中やパソコンに向かっている時もモバイルバッテリーで温めてたらバッテリーの寿命が早くなってしまうとか、残量を気にしなくていいコンセントだと重宝しました。コンセントは大容量挿し口ではなくスマホを充電する低電圧のほうじゃないと起動しませんでした。

電熱ベストのケーブルの取り回し。

モバイルバッテリーを入れるポケットの大きさ

これはまったく不満がなく、うちに元からある20000mAhの弁当箱のように大きいモバイルバッテリーも難なく入ったので、満足です。

電熱ベストの背中側、普通の部屋着ダウン

背中側

ここは一応写しましたが電熱ベストはあんまり関係なさそうな。普通のベスト風です。

電熱ベストのポケットにモバイルバッテリー。4万mAhの大型でもすっぽり

ポケットに20000mAhのでかいモバイルバッテリーを入れたところ

大きいポケットなので難なく大きいモバイルバッテリーも入りました。

電熱ベストのスイッチ、赤が強

最後に、保温のスイッチ。

左胸にボタンがついていて、ボタン長押しで起動。温度は3段階で低い、中、高温の3つで、色は赤いのが高温で、青、と白っぽいのが低い温度です。

パーカーの上から高温の赤にしても、なんだかじんわり温かいなあ、といった具合で、熱くなりすぎなくて、体には優しいと思いました。あんまり熱くなれば低温やけどなどで販売中止にもなりかねないので、そこら辺は日本企業が企画しただけあって配慮がされてると感じたところです。

レビューの通り首の後ろ辺りがとても熱くなるのが早いです。首周りは太い血管が多くあって、そこを温めると全身暖かくなりやすい、という感じはあるかもしれません。背中とお腹にも熱線が入っているようですが、じんわりとほのかに暖かい、といった雰囲気でした。

バイクに乗って真冬に走るには厚着もしないとちょっと心細い暖かさかなとも思いました。

電熱ベストのスイッチ、白は最弱

電熱ベストのスイッチ、青は中

白と青は温度が低めなので、正直寒い場所だと赤の高温しか使わないと思うのですが、一応こういった3段階の温度設定があります、という意味で撮りました。

バッテリーはどのくらい持つのか

ここが一番気になるところだと思いますが、今のところうちに元からある20000mAhでモバイルバッテリーで、赤色の高温で4時間で空になりました。

次の記事でも書いてますが40800mAhのバッテリーを買って試してみたところ、午前3時〜6時までの気温が3°ほどに下がる時間帯に使ってみて、3〜4時間で30%は減っていました。たっぷり8時間使うとしたら60%〜70%は一回で使うかもしれないです。

充電にかかる時間はだいたい12時間で0%から満充電といった具合で、iPhoneを空の状態から100%まで充電すると7%減りました。なのでスマホは15回は満タンにできるほど容量はあると思います。

電熱ベストだと8〜10時間高温で使用すると空になります。それだけ温めるのには電気を多く使うということだと思います。家庭用コンセントで換算すると2、3円ほどなので、モバイルバッテリーとしてはたくさん電気を使うけど、電気代としてはそんなでもないということです。

自宅や室内で電源のあるところでの使用なら、USB延長ケーブルを別途買ってコンセントに刺して使うとモバイルバッテリーの寿命が短くなるだとかの心配がなく使えそうです。

車中泊や、キャンプなどで電熱ベストを着て保温する場合、40000mAh以上で1日、20000mAhだと4時間くらいしかもたない、といった判断材料になると思います。寒い夜キャンプをするならホッカイロを予備で持っていくだとか、20万mAhクラスのポータブル電源を用意するだとか、色々考えられます。

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