初心者おすすめ、充電式ハンディーエアブラシとコンプレッサー式の良いところ悪いところ

充電式ハンディエアブラシ
コンセント式ミニエアコンプレッサー

初めてやるエアブラシだったので1台目は安かった充電式ハンディータイプのエアブラシで、2台目にコンプレッサー式のエアブラシにしました。

で、使い勝手はどうだったのか、といった点はエアブラシをこれから使ってみようと考えてる方に向けて良かったところと悪かったところをブログにしてみます。

充電式ハンディータイプエアブラシの良いところ

・安い

・セットで入っていてそのまま使用できる

・コンセントが要らない

・小さくて場所を取らない

充電式ハンディータイプエアブラシの良くないところ

・バッテリーがすぐなくなる

・10分も使っていると持ち手部分が熱を持って触っていられない

・接触不良が起きてよく動かなくなる

・噴射圧が低いのでかなり塗料を薄めないとダマで出てくる

・他のエアブラシガンと形状が違うのでアタッチメントを必要としたり、パーツ交換の互換性が乏しい

と良くない面もあると感じました。用途によっては悪くないと感じることもあるので使用場面によっては充電式の方がいい、と思うこともありそうです。

例えば5分以内で小さいプラモパーツを塗装したい、だとか長時間使わない前提だとコンパクトで音も噴射量が低いのでうるさくなく、アパートなんかで夜使っても苦情は出ない程度です。音量は髭剃りや電動歯ブラシ、バリカンなどと同程度でした。噴射音は小さく、水道を出してる程度の音量でした。

バッテリーに関しては裏蓋を外せるようになっていて、外すとリチウム電池が1本と基板が一つ入っていて、接触不良で動かない時は電池を動かしてみたりすると動いたりして、容量がリチウム電池1本では20〜30分が限度のようで、長時間使用には向かないとは思いました。

使っていると持ち手が熱くなってくるのは、通電してる間中のモーターが発熱してくるんだと思います。この手の機器はだいたいそんなもので、電動ドライバーなども30分も回していれば焦げてきますので仕方のない仕様です。

噴射圧が低い、はあります。でも塗れる程度に噴射はするので最低限出力としては申し分ないのかな、といった感じはあります。でも使っているともうちょっと勢いよく噴射して欲しいなあと思うことはありました。噴射圧が低い分、塗料は規定値より2倍以上薄めてやらないと出てこないことが多々あります。

充電式エアブラシに付属したエアガンは形状が一般的なコンプレッサー式のと差込口のネジが違ったり、噴射口部分も構造が違うので、充電式エアブラシ用のを探さないといけないので互換性がなくてちょっと苦労します。でも充電式エアブラシ用のパーツもだいぶ充実しており、探せば使えるかも。

お値段は、おおよそAmazonで5000円〜6000円、Aliexpressで3000円〜5000円と言ったお値段でしたが、たぶん品質的にAmazonで買った方がいいかもしれません。Aliexpressで注文したのは安くて箱もきれいでシンガポールから届きましたが、接触不良が頻発するのと充電量も古い電池なのか古くなったスマホのようにあんまり充電されませんでした。注文するなら日本品質で検品したAmazonあたりで買う方が長く使えると思います。

ここまで充電式ハンディータイプのエアブラシのメリットとデメリットでした。

コンプレッサー式エアブラシの良いところ

お値段は9880円でした。

これを買いました。

コンセント式ミニエアコンプレッサー

・噴射量が大きい

・コンセント式でバッテリーの死亡を気にしなくてもいい

・1時間以上使っても全然平気なタンク容量

コンプレッサー式エアブラシの良くないところ

・充電式と比べるとサイズが大きい

と充電式と比べるとお値段もこちらの方が高くはなりますが満足度ではコンプレッサー式が圧勝です。

お値段も中国製でわずか1万円でした。普通にコンプレッサーを買うと激安でも2万円〜、でコンプレッサーのみでエアガンや付属品は自分で揃える、だとかが多く、満足のいくコンプレッサー式のセットだと4万〜10万円台だとかピンキリです。

中国製なのですが仕上がりもよく、たまにある当たりかもしれない製品かもしれません。たまに当たりがあるんですよ。以前Aliexpressで買ったバリカンなんかは2、3年経ってますが充電切れも起こらず今でも予備電池すら使わず快適に使えてたりします。

噴射量の大きさ、これには満足感がありました。プラモデル向けの小さいエアブラシで使うにはだいぶ余裕がある噴射量です。噴射量が大きい方が細かい塗料を吹き出せるのです。ちょっと大きすぎると思ったら噴射量を低く調整するメーターもついてます。

コンセント式とバッテリー式の大きな違いは寿命です。バッテリー式は使わなければバッテリーが劣化して持って5年程度でスイッチすら入らなくなりますが、コンセント式は寿命が長いです。我が家の物置にある電動工具は30年以上奥にしまってありましたが使ってみようと引っ張り出してきてそのまま動きました。ただコンセント式は持ち歩きができない点が不便ではあり、バッテリー式は持ち運べる便利さがあります。持ち歩くことなくコンセントの届く範囲でしか使わないとわかっているのであればコンセント式のほうが安くて長寿命です。

タンク容量はコンプレッサーとしては小さいと思います。スペック表には載ってませんが、ずっと吹き続けてても容量が足らなくなって噴射量が減るということは今まで起きてません。空気圧が下がってくると自動で補充してくれるのですが、20分も使い続けてやっと数秒コポコポコポと補充する感じでした。

物理的なサイズは、車の板金塗装などで使うようなのと比べるとコンパクトです。お部屋の機械チックなインテリアにもなりそうなデザインとサイズです。Amazonの小さい箱と同等程度です。なので個人ユースには良く考えられてていいと思いました。

あとは中国製なので何年くらいその性能を発揮し続けられるかですね。よくあるのは最初だけよくてしばらくすると壊れるのが中国製なので、当たりであることを期待して使い続けてみます。

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