ちょっと好きものでなければあまり聞いたことがないツールだと思いますが、ホイールは大体少しばかりバランスが崩れていて、ホイールを回すとグラグラ揺れたりするのを調整して輪っかが真っ直ぐに回るようにするツールです。
わかりやすい例えで、10円玉をぶれなく転がすとまっすぐ長く進みますが、ぶれてるとグラグラしながら短い距離で転がってしまいます。そういったバランスを調整するツールです。
できるだけまっすぐに転がったほうがより長く進むわけですね。
鉛筆の位置合わせ
鉛筆を短くカット、グルーガンでくっつけます。
土台の木はうちにあったあまりを使いました。高さが出ればなんでもいいんです。
幅調整も可能。
これで完成。一応精度は多少甘くてもある程度調整可能な触れ取り台が0円で完成しました。ニップルレンチは別途300円ほどで買えますからそれは買います。ホイールを乗せるためのタイヤスタンドも大体1500円行かないで買えます。もっと言えば車体からタイヤを外さなくても調整はできます。そこら辺は外してゆっくりやりたい人と車体から外さずやりたい人といるので好みの問題です。
その後バージョン2号、タイヤを履いたままでも調整可能な片側のみバージョン。こちらには目の前にあった空き缶を使いました。残りの鉛筆をグルーガンで固定して完成。空き缶は軽いので砂を詰めるなどの工夫は欲しいかもですね。でもこれでもホイール調整はできます。
続いて縦ふれ調整も、こちらはYouTubeなどで振れ取りを検索すると簡単なやり方が乗ってます。オモリは必要最低限買わないといけないのですが、これも数百円で買えます。やり方も結構簡単、バランスが取れるまでオモリを貼り付けていくだけです。(詳しくはYouTube動画などで検索)
一番軽いところに5gのオモリを5個、25g貼りました。軽量なロードバイクだと1g単位ですが普通の小径車だとこんなもんです。
縦ふれと横ふれを調整し終えたらひとまず完成。
番外編
ってことで、触れ取りはほんとはおまけでやってたので、メインは後輪のサーボブレーキを交換する作業をしてたのです。なのでこっちもせっかくだから載せることにします。
サーボブレーキを外すところまでは簡単で、どこのご家庭にもあるドライバーとレンチを使って下記の写真のところまではいけるんですが、ここだけ、外すための専用工具が必要になってきます。
こういった2本の穴をうまい具合に引っ掛けて外せる工具が要ります。他ので代用になるんでは?と思うかもしれませんが、ここはけっこう固くしまっていて、代わりのものでなんとか代用できたとしても締める時にきつく締め込めず走行中にはずれてしまった。なんてならないよう専用工具を買いましょう。一個1500円しないくらいです。専用工具ってのは、専用だけにすごく楽です。代用品だと苦戦するところも専用品だと簡単、なので専用工具はケチらない。
これはバイク用フライホイールプーラー、で自転車のブレーキを外す専用工具ではないですが、形状が同じなのでこれで十分に力が入りやすく、楽に外せました。
このように、外れてます。中にベアリングが入ってたので、なくさないよう注意しましょう。
で、新しいブレーキを取り付けて
完成。古い自転車特有のキーキーするブレーキ音がしにくい今時のサーボブレーキに換装しました。このサーボブレーキも1480円でした。
直しながら乗れば驚くほど長持ちします。