PHILIPSヌードルメーカーでの手作りラーメン練習ブログ

PHILIPSヌードルメーカー

PHILIPSヌードルメーカーのHR2369を麺作りのために買ったのですが、使ってみると他の商品紹介で出てくるようなさくっと初心者でも粉と水を入れればおいしい麺が出てくる、というものではなく水加減が本当に微妙でぴったりの比率に合わせられないとエラーで詰まるか、出てくる麺がなんか水っぽくてすぐにくっついて麺として使うのは難しいものが出てくることが多かったので、良い麺が出てくるまで数十回は練習を重ねた方がいいと思ったので更新を続けるブログとして載せることにしました。

これHR2369はヌードルメーカーの上位モデルらしい、天井のプラ板の色が紫色なのが特徴で、2014年ごろ発売で2020年現在はもう店頭に並ばなくなりネット通販で4000円もあれば買えるくらい中古品は捨て値で売られてました。

新品で買うと31500円。下位モデルのHR2365だと16500円、性能はほとんど同じなのに値段だいぶ違いますね。この差は麺が出る穴のアタッチメントの数のようでした。お値段高い方はアタッチメントが4個ついてて、細麺、太麺、角麺、菱形麺、などできるのですがお値段安い方は1個のみ、この差らしい。600kg近い圧力で押し出すのに耐えられるアタッチメントだから素材も耐久性のあるものを使うから原価はそこまで安くはないだろう、とは思うのですがこのアタッチメントの餃子の皮ができる、とかクッキーの生地ができる、やつがそれだけで1万3千円とかしてたので、そこから考えると昔あった髭剃りの本体は安く、替刃で儲ける。プリンター本体は安く、インクで儲ける。ってモデルなのかな、とも思いました。

お値段はさておき、ここからは適切な比率にしないとちゃんとした麺が出てこないのでその練習の成果を掲載していくことにしました。

初回

https://youtube.com/shorts/Y33RsuUqM4w?si=j1KDqM8pGTjOi9Kg

ヌードルメーカーで初めて出した麺

初回です。初めてなので慎重に水の量と小麦粉の重量を測ってやったのでそこそこ。ですがほんのわずかに水分が多く、持つとくっついたりして、グッと握るとそのまま塊になってしまいます。

お湯に入れると分離して麺になるのでそこまで問題ではないです。ただうまい比率の麺だと出てきた状態でパサパサしてくっつかない、茹でるとおいしい麺が出てきたのでそうなるまで練習が必要なようです。

買ってすぐ説明書通りにやっても絶妙においしい麺はなかなか出てこない、そんなもんだと思って間違いないです。

失敗麺

ヌードルメーカーで作るのを失敗して包丁で麺にしました
包丁で自分で麺にしたのでも美味しそう

水が多すぎたりしてもはやヌードルメーカーでやるには厳しいかな、と思った塊を取り出して手打ちにして見たやつ。失敗作でもやり直しが効くのがいいところであります。手でこねて包丁で麺状に切れば後は普通の麺として食べられます。これはこれでけっこうおいしいのです。

ヌードルメーカーで数回練習後できた麺

これは何度か練習した中で、いい具合に麺が出てきた時の。麺がちぎれたりして少し微妙ですが麺らしく美味しく食べられました。まだきっちり決まった分量ではなく勘でやってる部分なので全く同じものを量産には至ってない状態です。

なかなか完成度のいい麺ができた

小麦粉250gに対して水120g。これであまりくっつかない粘りのある麺が出てきました。といっても何度か同じ分量で試すと別の日には水っぽくなったり、思ったようになかなか行きません。この時の麺はとてもよくできてました。

レシピで見る水100gはたぶん湿度なども影響してくるのかもしれません。パン作りなんかを見てると夏場はベタつきやすいと出ていたので、夏場は水分量を減らしてみる、冬場は水分を多めにしてみる、などの工夫がいるかもしれないですね。

卵麺、一般的なラーメンの麺ですね

こちらも小麦粉250gに卵1個、水合わせて120gで生成。これもうまくいった例です。でもくっつかない麺だとベストなのでほんのわずかに水を減らしてみてもよかったかもしれないです。

麺を2、3日寝かせてから食べると奥行きのある美味しさに仕上がります

ワンタンも入れて食べました。練習中なので他の具は入れず、なるべく麺の味だけを重視してます。

現在はここまで、制作ごとに改善ポイントがあれば載せていきます。

2020/8/9追記

500gで作るとうまくいきやすい

前回記録以降もやる気があればヌードルメーカーを使って、詰まらせず、水気が多すぎず、いい麺をどうやったら出せるか練習してました。そしたら何度かやってるうちに、250g(二人前)水110cc、より500g(四人前)水220cc、でやったほうが詰まらずくっつかない良好な麺が出ることがわかってきました。

250gでやるとほんのわずかに水分量が前後するだけで詰まったりくっついてしまって麺として使えないものになったりが多かったんですが、500gだと多少目分量で220ccの水を入れるだけで、最後まで機械が止まらず麺を出してくれました。3、4回試してエラー無しなのでこれは製作者が500gでぴったりになるようにだけ調整して売り出したかな、と思いましたが、全て完璧にするだけのコストもかけていられないでしょうから、そうした調整になったのでしょう。

だいたいちまたの商品も100%死角なくはできておらず、1箇所は完璧、といった強みがあったりするのが多いのでこのヌードルメーカーも同じくそれなりの企業努力で作られた製品のよう。

500gの小麦粉投入が失敗しにくいやり方だったので四人前毎回できてしまいます。食べ切れない分や、作り置きで1kg使う、などで8人前作っておくと、ヌードルメーカー使用後の洗い物負担が少なくなって良さそうでした。

2020/10/16追記

ヒゲネギや生卵も入れたりして

なかなかおいしいラーメンに近づいてきたので追記です。麺がイマイチと感じていたのでうまい麺にするのに注力してました。

麺をおいしくするのは保存日数もあると思いました。出来立てをそのまま食べるとなんと言いますかそうめんのような味気なさを感じますが3日以上冷蔵庫に保管したら味に奥行きが出て、旨味が増すようでした。

写真の白髭ネギの作り方はとっても簡単、フォークで切れ目を入れていくだけです。丸い輪切りのよりラーメンを食べる際につかみやすく、スープに残る残念さはなくていい具合でした。

ここまでコストが上がらず、麺のみなら卵と小麦粉に重曹と水と塩、一玉20円くらいでできてます。ラーメン屋で食べると800円ほどが自作だと20円まで下げられました。

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