先日電車輪行で自転車を分解している最中にうっかり泥除けに重みが加わって折れてしまいました。とりあえず外しても問題なく走るので持って帰ってきてからどうするか考えることにして、昨日どうするか決めて修理実行に移りました。
素材は樹脂
スチールでもステンレスでもなく、樹脂です。ペロンペロンの材質であれば一般家庭で手に入るものだけでなんとかなるな、とは思ってました。これがスチールだと溶解させる炉がないならちょっと一般家庭では厳しい作業になると思いましたが、樹脂製です。
んで、どうせなら型取りして同じ泥除けをもう一個作ってやろうかなと考えていたんですが、見ているうちに樹脂ならアクリル樹脂接着剤で補修するのが一番安くて早く済むんじゃないか、と思ってそっちにすることに。ぶっちゃけこの古めかしい自転車の細部まで見ている人はいないでしょうし、見ていて補修跡があってもなんとも思わないでしょう。
一から泥除けを作るとなると膨大な手間ってほどではありませんが型をとって多くの樹脂を流して研磨して整形して、塗装もあります。すると補修剤を揃えるだけでもそこそこのお値段になってしまうので、着けば問題ない、という程度ならくっつけるだけで修理完了にしてしまおうと思いました。
樹脂接着剤はダイソーでも買える一個108円です。1箇所だけの補修ならこれで十分。
1液と2液を混ぜて塗って固まるまで10分待つだけです。
実際塗ったところ。塗り方はものすごい雑なんですが透明だしくっつけば問題ないので厚めに。裏表に塗りつけて固めていきます。
表側、裏側よりはなるべく綺麗に塗ったつもり。まあ、泥除けの出来栄えの美しさを見る人は居ないでしょう。
こちらもね、2箇所割れていたのでどちらも補修。
こちらが完成。見れば残念な仕事ぶりなのが一発でわかりますが、しっかりくっついてるので泥除けとしては十分な補修です。
樹脂接着剤の強度はいかがなものか
誰もが気になるところです。用途が樹脂やプラスチックをくっつけるなら瞬間接着剤よりきっちりくっついて長持ちしそうです。接着剤と名をつけてますが固まると樹脂そのものになる、といった接着剤と思って間違いないです。
だから雨の日使おうがたぶん接着効果は薄れたりしないと思います。
以上が補修の話でした。終わり。