XAMっていうやつでCD125系に合う1丁歯車を大きくしたフロントスプロケット。楽天で受注生産のショップが唯一あって、普通の消費者ならそこで注文してできたのが届くのを待つのが一番簡単なんじゃないかな。3000円でお釣りが来るくらいだったと思います。
純正のは14Tで、歯車が14本あるってことで。
1個大きくなる分最高速度が上がり、低速トルクが落ちるっていう特性に変わります。リアスプロケットも同じく逆に歯数を減らしたのを付けると更に最高速度が上がり、低速トルクが落ちるようになるんですが、125ccでそれをやった人のブログを読む限りでは、トルクがなさすぎて逆効果のようでした。リッターバイクなんかだと燃費向上の効果は期待できそうですが。
交換作業
前オーナーが一度も交換したことがなさそうなくらいヘドロにつけた水飴のようなオイルがびっしりのところから、写真は全部取り除いた後です。
交換は簡単、スプロケットが回ってしまわないようギアを1速に入れて置いてスプロケットについてる2個のボルトを外すだけ。
CM125ではエンジンケースに干渉はしなかったのでポンづけでしたが、CD125だとほんの数ミリケース内にぶつかるようです。そこを削って付けるのがセオリーだそうな。
これが何の影響もなくついた15Tフロントスプロケット。
普通に回っております。
走行時の変化は、エンジンブレーキが前よりマイルドになった。効かなくなったとも言う。
ギアごとの速度
40km区間なら3速までで充分になった。4速は加速が悪くなるので60km以上出す時に使うのがベストになった。
以前から思っていたあと1000rpm回転数が低ければ満足かな〜と思っていたところでちょうど1000rpm下がるようになり、前と同じ回転数で10km多く出せるようになった。
60kmで走ると、半分の回転数、12000rpmがMAXで5000rpmで走ってたのに対して、今は4割の4000rpmで余裕を持って走れるようになった。
だいたい
・1速40km
・2速60km
・3速90km
・4速110km
これより出るかもしれないがトルクがないせいでよっぽど無風で平地でないと測定はできなさげ。
悪いところはトルクが落ちたので坂道ごとにギアを下げて高回転にしないと登らなくなったこと。1段ギアを下げると登っていきます。これはギアチェンがシビアになったが慣れるとなんとかなる。
以上でした。