ソーラーパネル4枚付き、2000mAh、3.7V(74Wh)
2年もったかな・・という感じでスマホの充電のために買ったやつが、いくら充電してもまったくゲージが上がらなくなったので、捨てる前に中身を分解してみよう。
中華製は分解する前提で作られておらず、だいたいケースを破壊して開ける感じになります。隙間にマイナスドライバーを刺してコジコジ開けていくと、内側でネジ止めされていた部分が割れてじんわりと蓋が開いてきます。
マイナスドライバーじゃなくて今回は腕時計用の裏蓋開けストロング、っていう強力に力が入りやすいやつを使いました。
とりあえず20分くらいホジホジしながら、中の機械が壊れないよう気をつけながら開けました。
USB刺す基盤が見えましたね。何本か銅線が接続してあります。ここ再利用する場合どこにどの線が付いてたかわかるように写真を撮っておきました。
細い線がソーラー、太い方がバッテリー、よくわからない左側にも2本細い銅線が、バッテリーの横に繋がっていて、アースかなんかかなって雰囲気です。
これらはハンダでくっついてるのでハンダゴテで溶かして剥がしてやりました。ハサミで切ると再利用する場合長さが足りなくなってりして困るかもしれないからです。
もう一枚、配線がどこについてたかわかるように。
右側の裏がソーラーの3枚つづりの方のケーブル、細い銅線ですね。それだけソーラーパネルの電気量が少ないんでしょう。太い赤いのはバッテリーの+配線。
左側はアース2本と、バッテリーの-配線でしょう。
ハンダでくっついていた配線を外し終えたら基盤が外れました。
アースは辿っていくと、バッテリーの横にテープで留めてありました。どこにも接触していないのでアースで間違いなさそうです。
バッテリー本体。
以前のは乾電池タイプでしたが、板状のに変わったようです。これも分解すると、中にはカーボン紙のようなものが何枚も挟まっていました。カーボン紙も電気を溜められる炭です。
2個をくっつけているようですね。ということは1個20000mAhの容量があるはずです。
アース、テープでバッテリー脇に留めてありました。
https://youtube.com/shorts/SzI0hvrqVs4?si=IAxzbjprzylW9qgE
バッテリなので、+と-を鉄で繋ぐとバチバチっと火花が出ます。
ちゃんとバッテリーとして機能してますね。