古い座椅子のギシギシうるさいきしみ音を直す方法。シリコンスプレーは使わないで、粘度の高いグリースを使います。

オフハウスで300円の中古座椅子

こんにちは、DIY愛好家の皆さん!お気に入りの座椅子が年月とともに古くなり、ギシギシと不快な音をたてるようになった経験はありませんか?心地よいリラックスタイムを過ごすためには、快適な座椅子が欠かせません。しかし、幸いにもその問題はあなた自身で解決できるのです。この記事では、関節部にグリースを塗ることで座椅子のギシギシ音を取り除く方法をご紹介します。

ゲーミングチェアやパイプ椅子なんかは製造が中国などのアジアで、グリースのコーティングが不足していたりもよくあります。ギシギシというきしみ音は、自分でDIYでも簡単に解消することができるのでぜひやってみてください。

必要な材料

グリース:関節部に塗るための適切なグリースを手に入れましょう。ホームセンターやオンラインのDIYストアで入手可能です。車や自転車用のグリースが適しています。お値段も100円〜200円とリーズナブル。

なぜグリースでないといけないかというと、液状のスプレータイプのオイルスプレーや、グリーススプレー、シリコンスプレー、556などの潤滑油もありますが、この昔からありそうなグリースを使う理由は、粘度があって相当長持ちするからです。一度塗布すれば最大で20年は持つでしょう。粘度があってクリーム状であると、椅子などの家具ではなかなか取れないんですね。

逆に液体状のグリーススプレーはその場の応急処置、数日もすると液体のため流れて取れてしまいます。

昔からあるタイプのグリース

座椅子のカバーを外します。種類によってカバーの外し方はまちまちですが、これは裏側のチャックを外すだけの簡単仕様でした。

座椅子カバーを外す

カバーのチャックを外すと、もちろん綿のような、綿、が出てきました。

座椅子カバーの中身は綿

綿を避けて稼働部を探ります。すぐに見つかります。ここが油切れでおっかかる時ギギギギっと音が出るんですね。

座椅子の関節部

ここにグリースを塗布しましょう。適量のグリースを指に取り、関節部の各部位に均等に塗り込みます。特に摩擦が多い箇所には多めに塗布しましょう。グリースは関節部のスムーズな動きを助け、ギシギシ音を軽減します。

稼働部を動かして、音がここから出ているのを確認。

座椅子の稼働部を前後に動かす

座椅子の稼働部を前後に動かす

座椅子の稼働部を前後に動かす

ホームセンターで買える昔ながらのグリース

座椅子の関節部の拡大。乾いてます。

十分すぎるほどグリースを塗って稼働部を動かして細部まで染み込ませましょう。次に開けるのは数十年後にしたいので。

座椅子の稼働部にグリースを塗ったところ

動作テストと調整

関節部にグリースを十分に塗布したら、入念に稼働部分を動かしてグリースが細部まで馴染んでギギギギ音がなくなったのを確認したらまた元通りにカバーをかけて完成です。

おめでとうございます!あなたは自身の手で座椅子を修復し、新たな快適さを手に入れました。このDIYプロジェクトにより、座椅子のギシギシ音に悩むことは過去のものとなりました。自分の手で家具を修理することは非常に充実感がありますし、お金も節約できます。

しかしながら、安全に配慮しながら作業を行うことをお忘れなく。また、座椅子のメーカーやモデルによっては、分解や修理が推奨されていない場合もあります。そのような場合は、専門家に相談することをおすすめします。

最後に、新たに快適な座椅子でリラックスタイムを過ごす喜びを存分に味わってください!

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