やっちゃいました。
なんでやらかしたのかって、前回の塗装でエアブラシを分解したのを薄め液に漬けて洗ってたんですよ。
そうしたら液から出すのを忘れてノズルをそのまま薄め液と一緒に捨ててしまったらしいのです。とても小さい部品で、やってたのは夏。長時間の塗装を終えて片付けして、洗浄してたらついうっかり忘れたようです。
んで、冬の今自転車のパーツを塗装しようと思って取り出してみたら、あれ、ノズルがやっぱり無い。と気がついたわけです。
ノズル無いんではエアブラシは吹けないので、ネットで部品を注文してみました。ヤフオクで送料込みで400円、
こういう、ありがちな、個人の小遣い稼ぎらしきやつ。安いんで当たり外れはあっても安いとこのを買う。同じ中華製なんでたぶん合うはず、と思ってました。
3日ほど待って到着。すぐにウキウキと取り付けてみました。が、ここで重大なミスをします。エアブラシ初心者で気がつかなかったんですが、ノズルのような小さい部品は指で回せるくらいのトルクで回す、だそうです。
それをせずに、うーん、なんか少し硬い。と思って付属のスパナでググーっと締めたわけです。そうしたら入った時はよかったんですが、なんかニードルがつっかえてるかな、と思ってノズルを外してみたらポロッと、よく見たらネジ穴が折れてる。
こんな状態でした。見て分かりにくいかもしれませんが、中心のとこが中で折れて塞がってます。
この小ささだと逆タップ(エキストラクター)なんかもうちにあるんですが小さすぎて刺さりません。
どうするか、としばらく考えて、締め付けトルクが軽いからひょっとして瞬間接着剤で棒を差し込んで固めて回したらとれるんでは、と思って試したのがこれ。
手頃なサイズのドリルに瞬間接着剤を塗って差し込んでしばらくして回して見ました。ま、これはうまくいきませんでした。
続いて、ちょっとひねったら折れるものだから、精密ドライバーでマイナスの溝を掘って回そう作戦を思いつきました。硬いネジ外しの時1つの方法としてあるやり方なんです。
結果、これで外せました。でもけっこう無理くり外した、というか折れたボルトを破壊してとった、状態だったのでエアブラシ本体のネジ山まで潰してしまって、新しいノズルがとまらなくなったのでそこで廃棄確定しました。ノズルのような精密部品は素人には手が出ないので、ネジ山壊したらもう新品買い替えです。
具体的にはやりようがあるのかもしれないですけど、今の自分の知識ではお手上げです。
こんな具合にですね、中で折れたボルトに精密マイナスドライバーを突き刺して、ゴムハンマーなどの柔らかいものでコツコツとやると刺さっていきます。刺さったら普通のドライバーのように回転させて外せるのを期待するわけですね。
とまあ、小1時間格闘して取れました。けれど一緒にネジ穴もダメにしたんで、これをやるなら、もう少し丁寧にやったら再利用できたかもしれません。
残念ながらこれは廃棄です。交換不可の本体のネジ山やっちゃいましたからね。
今まで使ってたエアブラシもこんなお値段のを使ってました。入門用ですね。これでやらかしたりしながら覚えて、物足りなさを感じてきたら一万円以上するグレードの良いのに買い替える予定です。
まだまだ初心者の枠だと思うので、もう一度やり直してコツをつかむための練習用。