本棚のキャスターが折れたので廃材で修復してました【日曜大工 耐荷重160kg 予算1800円】

キャスター付き本棚をDIY

何年も前から折れたまま、傾いたままにしてたんですが、ようやく重い腰をあげて修理に取り掛かりました。

本を下ろして本棚を持ち上げて移動して、とけっこうな重労働なのでなかなか手が出ませんでした。やった時間は部品の買い出しもしても含めると1日半かかりました。

予算は思ったよりキャスターが高くて、(といっても1個217円、6個買うと1300円もなります。)中古の家具店を探せば買えるかもしれない、と思ったんですが、耐荷重160kgで、分厚い荷台ができそうだったので、それを買おうとすると4,5000円はするなって思ってDIYにすることにしました

廃材というか以前1回だけ除雪機を軽トラに乗せるためだけに買った材木が余ってたので、それを使って予算は低く抑えました。

キャスターを付けるため本棚を倒します

まずは、本棚から本を下ろして、キャスターをつける裏側を見えるようにします。

折れた原因はキャスターが4個しかついてなく、この形状からもわかる通り、4箇所きっちりネジを留められる形状ではなく、3箇所留めだとか、2箇所留めでなんとかなるだろう、と甘い雰囲気でやったところにありそうです。

最初は問題なかったのですが重みが増してきたらボキッという音と共に2本のキャスターが折れてました。傾いたままですぐに直すにはちょっと大変そう、と思ってだいぶ放置してましたね。

キャスター付きにすると、家具の移動が楽になって、隅の掃除や配置換えも楽々なので家具にはほぼキャスターをつけてます。

でも、家具を買うときにキャスターありか無しかで値段も変わってくるので、あとで自分で付ける、と安く上がります

本棚のサイズに合わせて材木をカット

サイズを測ってだいたいカットしたいところに鉛筆で線を引いて、電動ノコギリでカットしていきます。ここは手作業で100円ショップのノコギリでもできないことはないんですが、なかなか手作業では進まないので3、4日はかかると思います。腕が疲れるんで1回では切れないんですね。

電動ノコギリだと10秒ほどでガガガーっと一気に切れるので時短になりまくりです。電動ノコギリを持ってない場合はホームセンターでレンタルや、かなり大きいカットマシーンがあって、1カット50円だとかでやってもらえるので、事前に切りたい幅を測って木材を買って切ってもらう、とカットの手間はなくできます。

うちで測った幅は45cmで、縦幅は3本切ると余りすぎ、2本だと5cmほど短いかなあ、というサイズだったので、2本切って少し隙間を開けて設置することでなんとかする感じにしました。

キャスターを8個使います

こちら、近くのダイユーエイトで1個217円のキャスターを6個、2個は付いてたのがまだ使えそうだったのでそれを使いました。それとネジ、一緒に入ってた短いネジだと強度が不足したら折れる原因になりそうなので、しっかり深く刺せる長さのを選びました。こちら1袋15本入りで128円でした。

キャスター1個に4本のネジを使って、8個キャスターをつけるので32本のネジが必要になります。

キャスターは耐荷重1個20kgf

1個あたり耐荷重20kgf,なので8個つければ単純に160kgまでの重量に耐えられるはずですね。

本棚なので160kgも載せたら本棚の方が壊れてしまいそうですが。

予算が許せばできるだけ強度の高い物にしたほうが長く安心して使えるのです。

キャスターが折れないよう長い釘を使います

ネジも一緒についてたものは短くて外れやすいので、木の長さ2/3くらい深く刺さる物を選びました。こうすると余程の力を加えないと折れたりはしないでしょう。

木のカットするため鉛筆で線を引く

木のカット位置は、大工さんの話で寸法ぴったりに切るんではなく、若干長めに、短いとどうにも修正効きませんが、長い分には削ったりして合わせることができるのです。

2cmくらい長くしてカットしました。

キャスター付き本棚の土台完成

ココから一気に完成写真になってしまいました。取り付けの工程も撮っていたんですがどっかに消えたっぽいですね。

ネジを入れる前に、細いドリルで事前に穴を開けておくんです。

これをしないでネジを入れ込むと、木が割れたり真っ直ぐに入っていかなかったりするので、この工程はけっこう大事です。

これも手作業でドリルで穴を開けることもできますが、電動工具でリューターなどを使うとすごく早く作業ができます。

小型リューターのラインナップ

こんな具合のテーブルで作業しそうなやつです。安いのだとパワー不足で回らないことがあるので、この先何回も使う予定なら1万円以上の日本製、を選ぶと壊れにくくパワーもあるいいのが買えます。電動工具に関してはやはり日本製が品質いいです。30年経った電動工具もまだ使えるので30年買い替え無しのコスパでは最強です。

で、完成した荷台は、2個に分かれてるタイプで、少し隙間を開けて本棚を乗せることで足りない幅を補う形にしました。2個に分かれてれば本棚じゃなく別の用途で使うときも融通が効きそうな形状なので、悪くはない仕様です。

キャスター付き本棚は廃材を使いました

完成。2個合わせてなら、160kgまでの人が乗っても折れない丈夫な荷台ができました。1日半と予算1800円。

キャスター付きの本棚で同型のが1800円以下でリサイクルショップに売ってませんように。と思いながら作りました。

荷台の方はAmazonで価格を調べたらやはり丈夫で大きいものほど値段が高くなるので、4000円以上は最低でも見ておかないと買えませんでした。たぶん店頭だともうちょっと高く6000円ほどはするはずです。(経験からAmazonの2割以上実店舗は高く設定されています)

それと幅が45cm必要だったのに40cmが多く、それ以上だともっと大きくなったりと、希望の長さがなかったのもDIYにする理由でもありました。

とりあえず完成した本棚は動かしやすく、見た目にも堅牢な土台がある雰囲気になっていて満足感は高めです。

完成したキャスター付き本棚、耐荷重は160kgまで耐えられます

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