
少し前にゴムが痛んできたから捨てたのか、歩道に落ちてたのを拾って暇な時にゴムを交換したらまだ使えるかな、ととっておいたタイガーアイの数珠ブレスレット。
写真のようにゴムはオペロンゴムでボロボロですね。ゴムは消耗品なので数年経つとどうしてもボロボロになってしまうので、数年おきにゴムを交換してやれば、ほぼ永久に使えます。石の方はよほど力を入れてぶつけたりしなければ割れたりしませんので。
こういうのは天然石屋さんで500円とか800円程度で売ってるので、わざわざゴム交換しなくても買い換えればいいのですが、直せるなら直して使おうという精神の当店なので、直します。

まずはですね。数珠をほどくので玉を無くさないように適当な箱の中で作業をします。

オペロンゴムをハサミで切って、バラしました。よく見ると拾ったものなので泥汚れがあります。無くさないよう気をつけながらサッと水洗いしてきます。他人が着けてたものなので皮脂も流す意味で洗剤で洗うとベストです。

拡大するとわかりやすく、細部に泥汚れが溜まっています。玉の通し穴にも泥が溜まってました。こういうのは古い歯ブラシなんかですぐ落ちる汚れなので問題ないでしょう。

洗った後。適度に汚れが落ちてます。

続いてオペロンゴムを通しやすくするために、先端にワイヤーを通すのですが、すぐには適当なワイヤーが出てこなかったので、買わずに済ますため裁縫用の針で代用してみました。
強度を増すために二重にして通すといいらしいです。穴が通れば四重にしてやるとさらに強度があるみたいですが、とりあえずな1回目なので二重でやってみました。二重というのは、ただ紐を折り畳んで二重にしただけです。

組み付け手順は、最初に撮った元のを見ながら同じように玉を入れていきます。

元と同じように詰め終わったところ。オペロンゴムはだいたい1mだと二重で余裕があって1本分といった具合です。四重だと2mあれば余裕ある長さと思います。

結び方。
ここが一番気になるところですが、特別難しい結び方をする必要もなく、普通の固結びでいいようです。
結ぶ前の交差させた状態でグーっと引いてちょうどいい締め具合まで調整したら二重か三重で固結びをしたらほぼ完成です。

程よく余裕のあるゴムが余ってます。あんまりギリギリな長さでやると結ぶのが難しくなるので、1mか2mほどあれば1本分としては充分余裕があります。
ぎゅーっと固結びが終わったら、強度やつけ心地を確認したら余ったゴムをハサミで切ると完成です。

グーっと引っ張って調整してます。

三重の固結びして余った紐を切って完成

結び目も見えず適切なゴムの伸び幅で完成です。
青いオペロンゴムを1m使いましたが、別に何色でもよく、好みによってシリコンゴムで結んでみるだとかもありです。
オペロンゴムとシリコンゴムの違い
オペロンゴムは数本の細いゴム繊維を束ねて1本のゴムのようにしています。こちらの方が伸縮しやすく、価格も安く扱いやすいです。デメリットとしては数年後最初の写真のように細い繊維がちぎれて見栄えが悪くなります。
シリコンゴムは一本のシリコンでできていて、伸縮はほとんどしないです。価格は若干高めです。メリットとしては数年後オペロンゴムのように繊維がちぎれず、そのまま切れるので途中見栄えが悪くなるということはないと思いますが、切れた時玉が散らばって失くしてしまう可能性もあるので、数珠ブレスレットで使うならオペロンゴムを使ったほうが安くて伸縮もして、千切れる予兆もあるので交換のサインがわかりやすい、といった点があります。
オペロンゴム1m売りは当店でやっています
1本分お試しでやるだけなら1mあれば良いので、必要以上に多く買う必要はないので、当店ECサイトでは、いろんな色を15色取り揃えたオペロンゴムを販売しています。全部1mあたり100円、送料は切手代84円、で自分の数珠ブレスレットのゴムを交換できます。
ECサイトのオペロンゴムカテゴリーのURLはこちらです。
https://material.watanab2.mbsrv.net/store/index.php?main_page=index&cPath=7_38