よく耐熱塗料についていろいろ書いてあって、塗装した後2時間ほど乗ってエンジン熱で乾燥させないとベトベトするだとか、普通の塗料とは勝手がちょっと違うらしい、ということで、うちのマフラーも錆が浮いてきててもう錆とったくらいじゃあかんなー、これは、選択肢として一番安上がりでカッコがつきそうなマフラーのブラック塗りをすることにしました。
1500円ほどで見栄えが良さそうなマフラー、艶消しブラックだったらそこらへんにたくさんあるタイプです。
塗装前の様子、錆だらけで、乗ってる時も目について塗装しなきゃなあとずっと思っていたわけです。マフラーの錆を紙やすりで地道に擦り落としてパーツクリーナー吹いて、耐熱ブラック塗料を吹き付ける。
CM125の錆マフラー耐熱ブラックの塗装中
こちらは塗ってる途中、錆錆の状態よりずっと良くなってます。穴もなく、サイレンサーのあたりはカランカランとちょっと不安な音がしますが、今回はサイレンサーは開けないので、問題なく走ってるのでそのままにしておきます。
耐熱塗料だとベトベトする、ということが書かれていてどんなんだろうとちょっと不安はあったんですが、触ってみると別にベトベトというかザラザラしてるかなって感じで、想像してたのよりはマシそうでした。もっとこう、ベタ、ベタ、といったセロハンテープのようなネバつきを想像してたのです。
CM125の錆マフラーとタンデムステップもついでに塗装
こちらはマフラー周りのパーツ、二人乗りステップやらも紙やすりで磨いて、熱くならない部分は通常のブラックで、マフラーにくっつく部品は耐熱ブラックで、と分けて塗ります。
こちらは何日かかけて塗り終えたマフラー。半艶ブラックで、色合いはとってもいい具合です。下地が錆びてたり割れてたりがあったので若干凸凹してる面もあるんですが、錆びたまま乗るよりはずっといいかなといった具合です。
耐熱塗料は塗った後2、3時間ほど200度以上の熱で焼かないと完全に硬化しないようになってるらしいです。マフラーなので2、3時間走ってくると焼いたことになるらしいので取り付けた後走って焼きます。耐熱塗料は焼かないとベトベトする、だとかネットのコメントなんかに書いてあったりするのですが、ベトベトというよりザラザラして触った感じは完全に乾いた塗料のような雰囲気でした。ベトベトするってまた違った耐熱塗料を使ったのか、乾いてないうちに触ったかじゃないかと思います。
こちらが取り付けまで終えた耐熱ブラック塗装のマフラーです。
どのくらい持つのかはまだわかりませんが、塗りたてほやほやの状態はとっても綺麗、錆が浮きまくってたシルバーよりブラックの方が綺麗に見えます。最初マフラーを塗る?ってところで浮いた色にならないかなと心配してたんですが、探すと艶消しブラックのマフラーって一般的でどこにでもあるものだったので安心しました。
耐熱ブラックは走ってると湯気が出て固まるらしいとは読んでいたので、エンジン始動すると真っ先に熱を持つエキパイの根本からすぐに煙が上がってちょっとビビりましたが、すぐに煙も収まって走り出せました。
最後の写真はちょっと耐熱ブラック塗料をエンジン熱で固めるために近所をうろうろしてマフラーを熱くした後、コンビニで一休みした時にとった写真。と、塗装前の写真の2枚、比較できます。
俺のバイク、カッコいい・・
ま、誰しも自分が気に入って買って自分で手を入れたバイクは一番かっこいいと感じるわけですんで、そこらへんは気になさらずに。
ここまでで耐熱ブラック塗装は完了で、次の記事はフロントフォークのオイルにじみが出ていて、そろそろやらないとと思っていたので次回はフロントフォーク周りです。