海岸で拾ってきた貝で、手作り貝殻ネックレス【ハンドメイド アクセサリー】

貝殻ネックレスを製作。ラインストーンを貼ったかわいい仕様

簡単にお土産物店に並んでそうな貝殻ネックレスが手作りで作れたりするので、その制作過程をブログにしてみようと思いました。

いわゆるお土産物店にあるような貝殻ってツヤツヤしてます。ついでにこう、写真のような宝石っぽいようなキラキラしたラインストーンがついてると若干数百円高かったりして柄で悩んだりするわけです。

製作工程

バイ貝を使った貝殻ネックレス。まずは洗って乾かして臭みをとります

まずは素材になる貝殻が必要です。素材は海に行けば砂浜にゴロゴロ落ちているし味噌汁の具に使った後の貝殻でもなんでもいいわけです。とりあえず持ち帰り洗って特に中身が臭かったりしたら日干しして完全に臭いが出なくなる状態まで乾燥させます

貝の身は全部とったつもりでもわずかでも奥の方に残ってたりして、しばらくは腐敗臭が取り除ききれなかったりするので、洗う→乾燥、を数回繰り返して完全に臭いがしなくなるまでやります。ここがちょっと大変なところですが、腐敗臭のするアクセサリーは付けたくないので頑張るところです。

貝殻ネックレスにリューターで穴を開けます

次に紐を通すための穴を開けます。(リューターは別途大体1万円でお釣りが来る程度で、DIYするなら必須なので持っておきましょう)手頃な場所に2箇所、ダイヤモンドビットの丸型を水に漬けながらです。

なぜ水に漬けながらなのかと言いますと、ダイヤモンドは熱に弱く、回転して削るビットは熱くなって先端が溶けて使えなくなってしまうからです。長く使いたいなら水に漬けて熱くならないようにして使います。

小物を塗装するための台を卵のパックと割り箸でDIY

そのままだとまだ色合いがカサカサしたような艶のない貝殻で、まだネックレスなどにするにはあんまり綺麗さがないので艶ありのクリアーを塗装することで艶が出るようにします。

小物の塗装と言いますとガンプラのモデラーがよく塗装しているのでその動画を参考に、棒の先端に塗装物を挿してエアブラシで吹き付け、で乾かすの手順です。

モデラーでもない家にそういった専用の道具は揃っておらず、1回だけ作るために塗装道具を買うのではもったいない、のでうちにあるもので代用品を作ってなんとかします。たまたまあった卵の蓋と割り箸、これを接着剤でくっつけてそれらしいものを、ワクワクさんもワクワクしそうなDIYです。

これで10個塗装可能な棒が出来上がりました。

貝殻ネックレスの元にクリアースプレーを吹きます

さっそく挿して準備完了。塗装の基本の油を事前に洗剤などで洗い流して、乾かしてから挿します。これにエアブラシでシューっと2、3回重ね塗りをするとお土産屋さんでありがちな艶のある貝殻ネックレスが完成します。エアブラシも無い場合はクリアーのラッカー缶でも充分です。缶ならだいたいクリアーが1本千円〜2千円、エアブラシと専用の塗料を揃えると2万円もあれば揃うと思います。1回こっきりならラッカー缶でも問題なく、数十回は使うという予定であればエアブラシを買った方がお得できめ細やかな塗り加減にできます。

あとは塗料が完全に乾燥する3日程度触らず置いておいてから棒から取り外します。完全乾燥は、数十分で手で触れる程度に固まりますがだからって固まったわけではないので取り扱いに注意が必要です。まだ内側は乾いてないのでちょっとしたこすれだけでぺろっと剥がれたりします。

塗料の乾燥ブースがあれば早いのですが、基本無いのが普通ですので自然乾燥で3日です。

ツヤ出しクリアーを塗っただけでは寂しいのでカラフルなラインストーンをつけて完成

こちら完成した状態、艶もあります。で、それだけだとちょっとこういうのを買いそうな若い女子が好みそうなラインストーンを3個づつ貼り付け、印象がだいぶ違いますね。

私は紫がいい、私はピンク、とか言いそうですね。

チェーンはやっぱり安いやつ、ニッケルだとか錫なんかのをつけるとお土産屋で980円均一とかでぶら下がってそうなやつが完成です。

色違いのラインストーンの貝殻ネックレス

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