今時こういったアナログは使わないらしいですけどね、デジタルテスターのほうが便利で高機能だから、だそうです。なぜ自分はアナログテスター を選んでしまったのかと言いますと、昔テスターを使った授業がありまして、それで使ったのがアナログテスター だったためデジタルが存在することを知らなかったのです。
買ってしまったのは仕方がない、アナログテスター って目盛りが多いし複雑そうでわかりにくいんですよね。だからとっつきにくい。
けど今回頑張って必要最低限使う機能を覚えたのでブログにしてみました。
機能一覧
・直流バッテリーなどの電圧計測
・交流コンセントなどの電圧計測
・通電しているかのチェック
・乾電池の電圧計測
・db計測(どこにも使い方が載ってない音量を測れるとか?)
初心者にわかりやすい言葉で機能一覧をまとめてみました。こういうの専門用語で書かれてることが多いから余計難しいんですよ。一般的な言葉でわかりやすく。
一般家庭で使う単位はだいたい決まっていて、そこだけ覚えればまずは問題ないと思って間違い無いです。慣れてきたら全機能使いこなせばいいだけですね。
車のバッテリーが弱ってないか調べる
車やバイクのバッテリーは古ければ6V、通常12V、まれに24Vなんてのもありますがだいたいそのあたりです。すると測りたいのは12V、写真のチャンネルを50V-に合わせます。50V-は最大50Vまでの電圧を測れますよー、という意味です。すぐ下にある10Vや2.5Vに合わせると12Vのバッテリーを測りたいわけですからメーターが振り切ってしまって測ることができません。適切なところに合わせる、です。
逆に上の方には250Vや500Vなんて表示もありますが、これに合わせると12Vを測りたいわけなので少々針が小さくしか動かずよくわからない、なんてことになってしまいます。
V-と反対側にあるV〜の意味は、V-は直流。V〜は交流を表してるんだそうです。テスターに興味がある時点で交流直流の説明はさすがに要らないですね。バッテリーは直流、コンセントが交流です。
車で交流は必要ないだろ〜と思うかもしれませんが、車内にシガーソケットからコンセントに変換する機器を使う人もいるだろうから、そういった時コンセントを計測する場合V〜の交流に合わせて計測します。
断線、通電しているか調べる
オームの法則、は覚えなくていいのですがここにチャンネルを合わせて通電、断線のチェックが可能です。通電していれば+ーのピンを置くと針が振れて反応、断線していれば無反応です。目に見えない電気の流れなのでこうやって確認ができると対処もしやすくなります。
上が断線している状態の針、全く無反応。下が通電している状態の針、しっかり反応してます。
乾電池の電圧を調べる
これは電圧を調べる、だけで電池残量を調べられるわけではないようです。とりあえず一般家庭向けとしての用途はこの電池使えるのか?くらいはいけます。電池残量を測りたい時はまた別途電池残量チェッカーなどを買うことで調べられます。お値段は百均で買える程度らしいですよ。
目盛りの読み方
ここがテスターで1番のとっつきにくいとこでした。たくさん目盛りがついててパッと見さっぱり意味がわからない、でもここを見れば1発でどこを指してるのかわかります。
黒い丸をつけた目盛りの最大のとこを見るんです。50Vに合わせたのなら最大50のところを見る。上下に250と10があります。それは250Vと10Vのどちらかに合わせた時見る目盛りです。
この写真に載ってるのだと、12Vのバッテリーに接続しているやつなので針がちょっと振れていて13Vを指してるのがわかります。これはだいたい12Vバッテリーが正常値だと13V〜14Vぐらいあるらしくて表示から13Vなので正常寄りと判断できます。12.9以下だと電圧が低くてもうすぐ交換かな、と判断するようです。バッテリーも弱ってこいばだいたい気がつくので測るまでもないのですが、原因はバッテリーなのか配線が断線してるか、などはっきりさせるためにテスターで電圧を測ってみる。
まとめ
今時はデジタルテスターを選択した方が簡単、+ーのピンを電線に当てるだけで自動で判定して適切な表示をしてくれるんだそうです。
しかし、家にアナログテスター があってそれを使おうと考えてる人もいるので参考に慣ればいいなと思いました。