市販の生麺でうどん1個25円、ラーメン3玉入り130円ほどだったろうか。袋ラーメンも5袋入りで安いので200円、一玉40円。
その辺りを前提に製麺機と小麦粉で作った方がいいのかちょっと考えてみる。
小麦粉25kgの通販相場はおおよそ9000円。(こちらは割高)
業務スーパーで相場は1kgおおよそ100円〜200円。25kgで2500円〜5000円。
製麺機が5年動くものとして中古で5000円、10年動くものとして新品1万円って例えてみて、そこからおおよそのコストを出してみる。
二人前で250gの小麦粉を使う、よく食べる大人の一人前ってことにして。
大人サイズで100人前、25kgの小麦粉でできる。となると一人前コスト90円。
市販のを買うのと変わらないか、むしろ機械を入れる分割高になるので、
1日1杯食べると3ヶ月もたないくらい。市販のを少し割高に計算してもあまり変わらない。
メリットとしては、出来立てのうまい麺ができる。
一度小麦粉を25kg買えば買い物に出なくてもいいからその分時間が空く。
賞味期限なく保存可能、麺意外の食べ物もできる。
金額以外の部分で味がいい、とかたまには麺類も食べたい、とか手間が省けるといったメリットはある。コストダウンに繋がるかと言えば、味を気にしないのであれば市販品を大量に買って冷凍保存でもした方が多少安くなる。
他、自家栽培した野菜なんかをたくさん混ぜると野菜消費に繋がったり、その分麺は半分にできたりと、組み合わせによったコストダウンは図れる。
うまいものを食べたい、と言った付加価値を考えると市販品とはコストが変わってくるから、言ってみれば手打ちうどんのお店の味が最安の生麺のお値段で、家庭で食べられると思うとお得ではある。お店の1杯あたり原価は250円〜300円ほどだそうだから、うちで作れば一杯90円で大盛りが食べられる。普通盛りなら45円、と悪くはない。
製麺機にいくら出せるか
中古で5000円(5年)でも、新品で1万円(10年)でも1年間に割ると1年千円。一月にすると100円以下なのでコスト的にはどちらでもいい。機械を買ったらコストが跳ね上がるわけでもなく、1杯あたり3円程度上がるだけ、最初の出費を抑える意味で中古を5千円台で、5年後まだ使ってたら新品を買えばいいだろう。
むしろ小麦粉をいかに安く買うかの方がずっとコストダウンになる。
2021年11月16日追記
結局ヤフオクで粘って送料込み2000円ちょっとでフィリップスの製麺機を買いました。もう店頭では古い商品で展示品だったもので麺のフィルターが4個は付いてたのが1個しかなく、お客さんが触って壊したのか蓋をセロハンテープで留めてあるものだったので安かったのです。しかしグレードのいい方ので新品で買えば4万円はしたものだったのでお買い得でした。今でも製麺したりパン生地をこねるために使い続けています。
小麦粉のお値段については、ネットで買わなくてもどこにでも1kg単位で小分けされた小麦粉が売っていて、それも100円を切ってたりすることも多く、わざわざ高くつくネットを使わなくてもその辺のスーパーで足りなくなったら買えばいいことがわかり問題なくなりました。