用意するもの
・ハッカ油(千円〜4千円ほど)
・無水エタノール(ドラッグストアで税込1300円ほど)
・水
簡単で虫が嫌うハッカの香りを纏うことで虫除け効果があるそうです。効果はハッカの臭いが残っている30分〜2時間程度だそうです。お値段比較で、市販の虫除けスプレーだと一本千円で一夏って感じでしょうか。
対してハッカ油での手作りだと、初期費用は2千円オーバーから4千円あたりにはなりますが、ひと瓶精製するのにほんの数滴しか使わずに済むのでみた感じ10回以上は少なくとも作れそうでした。となると、おおよそ2千円で手作りした虫除けスプレーの一夏のお値段は200円以下、お得で小瓶に入れ替えたりいろんな場所に持っていけます。
作り方
ハッカ油を2、3滴と、無水エタノールをその10倍くらい、ハッカ油2、3滴に対して無水エタノールをチョロチョロっと入れるだけで充分、要は最後に入れる薄める水と油であるハッカ油が混ざるための繋ぎに無水エタノールが必要になるのです。水と油は一緒に入れても混ざらないのです。
最後に容器にハッカの匂いがする程度に水を入れて完成。とっても簡単です。
ちょっと白く濁ってるのが特徴でした。匂いはこれだけ薄めても十分に残ってます。一回で30分〜2時間程度と効果持続期間が短いのが短所です、ここは市販の虫除けスプレーで一日効果持続の方がいい点です。
使用用途によって使い分ける、が良さそうです。ハッカ油は服に振りかけて夜間のウォーキングなど外出時に使う、市販の虫除けスプレーは家の虫が来る場所に振っておくと用途別で使いやすいと思います。
2019/8/7追記
ハッカ油虫除けスプレーを実際に使ってここは効果がなかったと思った点を追記。
市街地にいるような小さいハエや蚊には十二分に威力を発揮してくれます。効果は20分おきに再度吹きかけるくらいの忙しいペースです。体に悪い成分ではないので市販の虫除けスプレーとどっちを選ぶかはその人の環境や興味で違いそうです。
生命力の強いヤブ蚊、キャンプ地などにいるようなでかいアブ、ハエ、このあたりは果敢に攻めてきます。ヤブ蚊は何が効くか何個も試してましたが、正直市販のヤブ蚊用スプレーを多めに撒いても人がいればそれでも吸いにきました。こうなるとハチ用の衣服で刺されない服装をする、以外は今の所なさそうだと思いました。
キャンプ地にいるようなアブ、ハエ、はでかいし生命力もあるせいか、むしろ好んでハッカ油の匂いに寄ってくる感じでした。なので、キャンプ地などの山奥に行くような場合は市販の虫除けスプレーを使った方がいいと思います。これがベスト、といった答えではないのでこちらはまだ実験中。
2019/8/7追記
無水エタノールを使う、とありますが水に油を溶け込ませるための繋ぎなので、焼酎やウィスキーなどのべとつかずアルコール濃度の高いお酒でも混ざりそうです。工業用アルコールや、シュシュっと、のような殺菌アルコールでも同じく混ざります。
そうやって日常にあるものを使うと、よりコスト削減した虫除けスプレーが精製できます。
そういえばもう一つ思ったことで、スプレーではなくミントの葉を育ててそれを体につけておくのでも虫除け効果はあるそうです。
2019/8/17追記
状況により使い分ける手として、市街地などの小さい蚊やハチの類はハッカ油、山奥でキャンプなどをする場合はハチアブ専用のスプレーが効果があります。
正直瞬殺です。
よくみられるのでハッカ油をつけて山に行ったら虫除けどころかアブが寄ってきた、というのが見受けられますし、試してみた自分も同じ感想でした。ハッカ油を蒔けばまくほどアブが寄ってくる感じでした。
アブは蚊と同じく人の血を吸うために寄ってくるので、静かにしていれば去るわけではないので、しっかり効果のあるスプレーを持っていくのがオススメです。
この専用のスプレー、ネット検索で効くとみて使ってみたやつなんですが、生命力があっってでかい山の虫でも一拭きで倒せます。効果は12時間続く、と書いてありますが実際の効果は市街地の小さい虫なら12時間効果が持続、山のでかい虫に対しては湧いてくるたび吹き付けて倒す、というスタンスになると思います。
一本千円前後ですんで、甘くみてアブに刺されて2、3日痛い思いをするよりずっとマシです。アブに刺されるとパンパンに腫れてズキンズキンした痛みが続いて辛いですよ。千円はケチらずに必ず持っていきましょう。