sudoコマンドを使う機会は多いと思います。
それで何かしらでsudoの設定ファイル /etc/sudoersに修正を加えようと思い立って、なんとなく普通通りに–r–r—— こんなパーミッションだったから書き込み権限を足して後で元に戻せばいいや、と安易にchmod 644をして設定を追加後、chmod 440で元に戻るだろう、と思っていたら戻りませんでした。
それで調べてみたら/etc/sudoersはvisudoという/etc/sudoers専用のエディタで編集しないと元に戻せなくなる、と出てきました。やらかしてしまったので後の祭りです。
元に戻せないか試してみた
可能性としてsingle userモードでMacを起動し直して/etc/sudoersの権限を440に戻す。起動のりんごマークが出る前にCommand + Rを押してるとsingle userモードで起動します。
これはうまくいきませんでした。
工場出荷状態に戻す
バックアップをとって初期化を考えてみました。これはちょっと操作を間違えると起動しなくなる予感がしたので最後の最後の手段にとっておくことにしました。
Timemachineで元に戻す
Timemachineでバックアップをとっていなかったのでできないようでした。
定期的にTimemachineのバックアップもとっておきたいと気がつきました。
うまくいった方法
すごく単純なんですが、TerminalでなくFinderで/etc/sudoersを開いて、クリックして、情報を見る、からも権限を変えることができます。これでchmod 440と同じ状態に変更が可能でした。sudoも使える状態に戻りました。